「石油事業者ならではの脱炭素」を実現します
当社は1952年の創業以来、潤滑油を通じて日本のものづくりを支え、またガソリンスタンド事業を通じて地域社会の暮らしを支える企業として歩んでまいりました。
脱炭素社会への転換が世界的な潮流となる今、私たちは石油を取り扱う企業だからこそ果たすべき使命があると考えています。
その使命は二つあります。
一つは、石油事業者ならではの脱炭素ソリューションを創出し、お客様へ提供すること。
もう一つは、地域と産業を支えるエネルギーインフラとしての役割を、これからも責任を持って果たし続けること。
石油製品は、一度使用したら終わりではありません。潤滑油をはじめとする石油製品は、適切な管理や設備の導入、運用方法の工夫によって、**Reduce(使用量の適正化)、Reuse(再利用)、Recycle(再資源化)**を実現することができます。
そして、その実現方法を最も理解しているのは、長年石油製品を扱ってきた私たち石油事業者です。
製造する製品や加工方法によって、最適な潤滑剤や管理方法は大きく異なります。当社は長年培ってきた知識と経験を活かし、お客様の生産性向上、コスト削減、作業環境の改善、さらには環境負荷の低減までを見据えた最適な提案を行ってまいります。
また、潤滑油の長寿命化や管理方法の改善、関連設備の導入などを通じて、石油製品をより長く、より効率的に活用していただくためのご提案にも積極的に取り組んでまいります。
こうした取り組みは、単に販売数量を追求する従来の考え方とは異なるものかもしれません。しかし私たちは、石油製品を「より多く販売する」ことではなく、「より価値ある形で活用していただく」ことこそが、これからの石油事業者に求められる役割であると考えています。それこそが、お客様と社会の双方に貢献する新たな価値であり、当社が提供すべきソリューションであると信じています。
一方で、少子高齢化や低燃費車・電動車の普及などにより、ガソリンスタンドを取り巻く環境は年々厳しさを増しています。
しかし、地域からガソリンスタンドがなくなれば、日々の生活だけでなく、災害時や緊急時にも大きな影響が生じます。
私たちは、地域に根差したエネルギーインフラとして、お客様へ「安心・安全・便利」を提供し続けることも重要な使命と考えています。
当社のガソリンスタンドは、給油やカーケアサービスを提供するだけの場所ではありません。地域の皆様とのつながりを育み、災害時には地域を支える拠点として機能するなど、地域社会のハブとしての役割も担っています。
これからは、その役割をさらに広げ、近隣にお住まいの皆様の暮らしを支える様々なサービスにも挑戦し、地域に必要とされ続ける存在を目指してまいります。
私たちは、石油の恩恵によって豊かな社会を築いてきました。
だからこそ、その豊かさを未来へつなぐ責任があります。
子どもたち、そして次の世代が気候変動という負の遺産に苦しむことのない社会を実現するために、今、私たちにできることを着実に実行していく。
それが私たち世代の責任であり、石油事業者としての使命です。
当社はこれからも、「石油事業者ならではの脱炭素」を追求し、環境と産業、そして地域社会の未来を支える企業として挑戦を続けてまいります。